ルイス・フィーゴ

                                 
                          
稀代のドリブラー
ドリブルはスピードに乗った状態から相手のタイミングを外し抜き去っていく。鋭いカーブのかかった正確なセンタリングを上げ、プレースキックも得意とする。

レアル・マドリードの黄金期の中心選手となり、自身も2001年にはFIFA最優秀選手賞を受賞した。また同チーム在籍中にはリーガ通算100アシストという記録も成し遂げている。

プレースタイル

ダイナミックなドリブルからテンポの良い仕掛けと、そこから繰り出される鋭いクロスが持ち味。深い切り返しと変幻自在のシザースも特徴的で、相手を気持ちよく振り抜いていくシーンが印象的である。ここ数シーズンはスピードの衰えのせいか縦に仕掛ける場面はあまり見なくなったが、それでもボールを持ったときの風格は健在で、隙を見せれば相手の逆を突いて突破するシーンは全盛期のフィーゴを彷彿させている。シザースの名手としても知られるフィーゴだが、そのスタイルはロナウドのようにしなやかにまたいでいくのではなく、横に大きくまたぎ相手を完全に揺さぶってから突破するサイドアタッカーならではのシザースになっている。06-07シーズンにインテルのフォーメーションが、4-4-2から4-3-1-2になってからは主にトップ下としてプレーしている。